ロシアとウクライナ 停戦交渉で一定の譲歩示すも停戦は不透明
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ウクライナ側がロシア側に提示した交渉案です。
1.ウクライナはNATOに加盟しない。ただし、NATO諸国と安全保障義務が生じる協定を結び、ウクライナが侵略を受けた場合、NATO諸国は飛行禁止区域設定などの支援を行う。
2.ウクライナはEUに加盟できる。
3.クリミア半島の帰属については、継続協議とする。協議に15年間をかけてもよい
4.ウクライナ東部ドンバス地域の帰属については、継続協議とする。
5.上記の項目は全て、ウクライナでの国民投票で承認されれば、ウクライナ政府は同意する。
この案は、あくまでウクライナ側が出したたたき台の案です。これをロシア側が持ち帰って、プーチン大統領がたたき台とすることに承認することで、はじめてたたき台になります。
案の内容は、従来のウクライナ政府の主張とほとんど変わりありません。クリミア半島とドンバス地域について、ロシアの即時撤退ではなく、継続協議にすることを認めた点が新しいくらいです。
ロシア政府がこのままのめる案ではなく、たたき台としても拒否される可能性も高いです。
たたき台ができても、長い交渉が必要で、この案についての交渉で合意できれば、次に停戦についての交渉が始まります。
ウクライナ代表団、ロシアに安全保障合意案、クリミア15年協議案等を提示
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3443130-ukurainaroshia-he-ping-xie-yiukuraina-dai-biao-tuanroshiani-an-quan-bao-zhang-he-yi-ankurimianian-xie-yi-an-dengwo-ti-shi.htmlやはり士気と平坦。さらに制空権も関係しているのではないでしょうか。これが偽装でないとよいですが、東部やクリミアから継続となれば、長期戦に入るとの専門家の見立てがありますね。