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与信サービス(融資、ローン)の肝は、誰にいくら貸せるか?の審査プロセスに尽きます。
そこでは、「過去」のトラックレコードとして企業であれば決算書、個人であれば各種サービスの利用実績や返済履歴などを元に「信用」が生まれている訳ですが、これだけデータや情報が溢れているのにいつまでも「過去の実績から生まれる信用」に依拠しているのが、ローンビジネスでDXが遅れていると言われる理由でもあるのでしょう。
Crezit代表の矢部さんが、「実は僕自身、日本の与信審査に苦労しています。スタートアップの起業家って、住宅ローンや家賃保証を組めないんです。Crezitの事業としては、累計9.2億円も調達しているのに、不思議なものですよね(笑)。」と言われていますが、まさに。
「現在、未来を評価するデータから生まれる信頼」に依拠した仕組みができると、新しいビジネスのマーケットが生まれてくると思います。
日本で、収入があるのにローンが組めない人口がどれだけいるか気になりました。特にフリーランスや起業家が増える日本社会で、ローンが組めないのは社会課題だと思います。

数十万円の無担保ローンと数千万円の住宅ローンでは状況が異なりますが、こういった未来を評価する審査ロジックが普及することを期待します。

ただ、いわゆる社会行動を評価すると、プライバシー侵害や差別につながりかねません。バランスが本当に難しいです。