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世界的ハンバーガーチェーン。直営とFC中心に全国に店舗展開。顧客のニーズに合わせた新商品の拡充を進めるとともに、既存店舗のリニューアルや新規出店にも注力。全国でドライブスルー対応を可能にする方針。
業種
ファストフード
時価総額
9,041 億円
業績
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今回紹介しているVCもそのひとつ。実は人種や文化によって、求められている医療、教育、食料、金融などのソリューションは千差万別であり、こんなにまで、自分たちとは異なるサービスを求めている人たちがいるのか、と驚かされます。それがカルチャー投資の面白さです。
翻せば、日本も極めて独特なカルチャーをもっている国であり、海外の国や文化をしることで、自分たちがどれだけ面白い価値をもっているのか、また面白いアイディアを実現できるのか、はっきりわかるのではないでしょうか。ぜひご一読ください。
カルチャーというのはある特定の人々にだけある特性なので、誰しもが解像度高く理解することはできていないものです。それを勝機に、ここでは“カルチャー投資”として、そうした理解し難いカルチャーを高い解像度で理解できるスタートアップが、情報の非対称性を利用して勝ち抜いているのだ、と理解しました。
「救急車を呼ぶと110万円掛かるし来るかどうかもわからない地域があるから、非番の近所の医療従事者をマッチングプラットフォームで呼んだほうが早い」
日本人の僕ならそのカルチャーを知らないので「救急車のほうが普通に早そう。てか、非番の医療従事者なんてそんなにいるの?高くない?」とか思っちゃいますよね。こう思っちゃう人が多い=解像度が低いので、ビジネスチャンスが転がっているということなのでしょう。
救急車の出動が1回あたり約110万円とは、驚きです。これが解消されれば、本人も、病院も、地元政府も、保険会社にとってもハッピーです。
こういうマイノリティならではのペインはまだ多くあるのでしょうね。「カルチャー投資」という領域は確かにおもしろい。マイノリティの文化を知り、コミュニティの特質を理解すれば、大きなリターンを産みそうです。
リアルな声を拾いまくっている地道な情報収集にプロフェッショナリズムをびしびし感じます。
日本だと地方、40代の大手IT企業出身の起業家、研究者、U25に特化してフルスイングが考えられますかね。まあ現実いろいろありますが。
一方でアメリカのように、文化を持つ人々がそこまで多いわけではないと思うので、投資という観点でいうと海外のスタートアップのようにスケールして行かないような気もしました。