ウィル・スミス、脱毛症の妻を揶揄されクリス・ロックに平手打ち。突然の出来事に場内も騒然【アカデミー賞2022】
コメント
選択しているユーザー
ポリコレについてのバッシングも増える中で、同時にぎりぎりを攻めた冗談も多いのがアメリカのコメディ。長年住んでいても、なぜこれはタブーなのにあれはOKなんだ？とギャグの境界線が分からないことも多々ありました。
もちろん暴力は良くないですが、本人が気にしている脱毛症というセンシティブなトピックをこの場で揶揄するのはさすがに行き過ぎたのでは。笑い者にされた瞬間のジェイダの辛そうな顔を見ると一目瞭然です。賛否両論ありますし本人も謝罪してますが、その場で観客と一緒に笑い飛ばすことなど到底できないシーンだったと思います。
注目のコメント
暴力を責める声も聞こえますし、確かにそれも正論だと思います。
しかし、私はウィル・スミスさん、ジェイダさん、クリス・ロックさん、そして会場の人々全員にとって一番スマートな解決法だったのではないかと感じると同時にウィル・スミスさんのセンスというか才能というか、人間力に驚愕してます。
仮にウィル・スミスさんが、その場で抗議せず、後からせめたとしたら、クリス・ロックさんは完全に社会的に抹殺されていた可能性が高い。
平手打ちを食らわすことでクリス・ロックさんは１００％の悪ではなくなり、罰もすでに受けた形となる。謝罪も受け入れられやすくなり、結果的には一番ダメージが少ないものになったんではなかろうか？
本当に嫌な事があったときに誰にも明白な形で意思表示をしっかりするというのは当人だけでなく周りも救うんだと感じました。
手を出さずにその場で抗議すればよいとおもわれるかもしれませんが、会場の雰囲気を考えるとあの場では怒鳴り散らすよりも、平手打ちが一番効果的だったと思います。怒鳴り散らしてしまうと、むしろウィル・スミスさんが道化のようになってしまったり、クリス・ロックさんがさらに過ちに気付かず暴言を重ねてしまう可能性がある。
考えれば考えるほど平手打ちを一発お見舞いして颯爽とさるのが最適解に思えて仕方ありません。
ウィル・スミスさんが計算してやったとは思いませんが、その場で周りに与える印象として最適な演出を自然に取れる方なんだろうと、だからこそスーパースターになったのかなと感じました。
追記
誠に申し訳ない。全然颯爽と去ってなかった（笑）
