「ドライブ・マイ・カー」国際長編映画賞を受賞 アカデミー賞

コメント

注目のコメント

• 松田 崇裕

  TBSテレビ 報道局 総合編集センター長 兼 報道コンテンツ戦略室長

  ・2022年03月28日

  おめでとうございます！　
  
  とても繊細な映画でした。３時間という長さは感じませんでした。映像や音が美しかったです。セリフから想像する情景があり、その意味では“ラジオ・ドラマ”のようにも思えます。アメリカの批評家で支持が集まる理由が最初はわかりませんでしたが、多言語の展開、村上春樹の原作作品、そして『ターニャ叔父さん』の特に最後の方の言葉が刺さります。コロナ禍、そして今年に入ってからの戦争、世界で苦しみを抱える人々の共感を得たのでは･･･とも思いました。見終わってからの余韻がしばし続く不思議な感覚が続きました。舞台のひとつ、呉市の古民家「閑月庵 　新豊」からの瀬戸内の光景が穏やかな空気感を醸し出しました。
  
  2009年『おくりびと』受賞時はＴＢＳが関わった映画でもあり、「オスカー像」を少しだけ身近に感じました。『おくりびと』も当初、地味で興行面での苦戦も予想されましたが、海外の人々の見る目は違っていました。日本のコンテンツは我々が思う以上に多様な視点で見つめられていると感じました。
• 工藤 里紗

  テレビ東京 演出・プロデューサー

  ・2022年03月28日

  おーーーー！！！おめでとうございます！！
  ただただ、おめでとうございます。
• 軍地 彩弓

  ファッション・クリエイティブ・ディレクター

  ・2022年03月28日

  わーー！　おめでとうございます！！
  
  村上春樹さんの原作を丁寧に、その中にあった人のコミュニケーションの話にしたところが素晴らしかった。
  劇中劇の「ワーニャ伯父さん」の中で、多様な役者を起用したところ。特に聾の俳優が手話で会話するところ。それぞれ立場も考え方も違う人が理解を深めていき、最後に美しいドラマが仕上がる。
  今世界で起きている分断やディスコミュニケーションを超えること。ラストの爽快感。丁寧に丁寧に語られていて秀逸でした。
  三浦透子さんの演技、また瀬戸内の景色も本当に美しかった。
  
  「ドライブマイカー」で描かれた場所を巡る旅をしてみたい。