【韓国発】僕が、男子校で「フェミニズム」を教える理由
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韓国では大統領選挙の翌日に検索ポータルサイト(NAVER)の検索語ランキングの1位が「フェミニズム」、2位が「フェミニスト」で、3位が「出口調査」でした。それほど最近韓国ではフェミニズムへの関心が高いと思いますが、次期大統領のユン・ソクヨル(尹錫悦)氏は「構造的な性差別はない」という発言をし、「反フェミニズム」と言われています。
まだまだジェンダーギャップが大きい韓国社会ですが、それでも社会的な関心を集めるほど、フェミニズムやジェンダー問題に関心があるということは良いことではないかと思います。
ちなみに『私は男でフェミニストです』という本を早速注文しましたが、日本で翻訳されたのもすごいことだと思います。時代は変化していくものですね。まず、韓国で起きているフェミニズムの激しさに驚きました。
その中で、男性教師がセンシティブなトピックをどう考え、どう教えているのかがとても興味深く、取材を依頼しました。
フェミニズムと聞いて、どんな印象を持つでしょうか?
私自身は正直言うと、ちょっと本来の意味とは少しずれた強烈なイメージを持つワードに映っていたのですが、言葉のニュアンスの個人的な認識はさておいて、とても納得できるお話しでした。
社会の中で、「女性だから〇〇」ということって、女性自身が考えているなぁ、と思うのです。ポイントは「かくあるべし論」を破壊するということなのですね。
ステレオタイプに自分が囚われるのでなく、誰もが自由になれる社会を目指していこうというお話に強く共感しました。フェミニストは世界中、日本にもいます、男性にも。
正しいからだけではなく、男性も自分らしくいられるようになるから、です。
以下引用。
私は、男性により良い社会になるためにも手を差し伸べてほしいと思っています。
世界の半分を占める女性が単に女性というだけで、キャリアのブランクを経験せず、夢を折られない社会を築くために声を上げてほしい。
男の子も人形で遊び、女の子もロボットを組み立てられるように、学校の運動場でサッカーをする女子生徒とゴム跳びをする男子生徒が共に歩めるようにです。
「女だから」「男だから」ではなく「自分が」好きで求めているから、選択できるようになるように、この道を一緒に歩んでほしいと思っています。