[22日 ロイター] - 男子テニスで四大大会最多21勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)は22日、肋骨(ろっこつ)の疲労骨折のため最長で6週間の戦線離脱となることを明らかにした。

ナダルは先週に米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われたBNPパリバ・オープンで負傷。22日にスペインに戻って検査を受けた結果、左第3肋骨の疲労骨折が判明した。

ナダルは声明で「これはいいニュースではないし、予想していなかった。シーズンで好スタートを切り、非常にいい感覚と結果を残しながら今季の重要な時期を迎えていただけに残念で悲しい」と語った。

担当医は「4─6週間」プレーできないとの見解を示し、来月行われるマスターズ・モンテカルロ大会は欠場する。5月にマドリードとローマで開催されるATP1000の大会出場も不透明となった。

ナダルが史上最多13勝と圧倒的な成績を残している四大大会の全仏オープンは5月22日から開幕する。