ゼレンスキー氏、プーチン氏と直接交渉に意欲「失敗なら第三次大戦」
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戦況は、
・ロシア政府が、3月21日を期限として、マリウポリ市に対して最後の降伏勧告。期限を過ぎれば、総攻撃を始めると見られます。
・ロシア軍はこれまで、ウクライナ軍による補給線の切断によって速度を大幅に落とされてきましたが、主要都市を包囲し、砲撃を続けています。各都市への砲撃を続けたのち、いずれマリウポリ市同様に総攻撃をかけていく可能性が高いです。
ウクライナ側の抱える問題として、
・産業インフラの多大な損害
・主要産業である農業、特に小麦の作付ができなくなるおそれ
・ロシア海軍による黒海閉鎖によって、大規模な輸出入が停止していること
などがあります。
長期戦になれば、ロシアも苦しいですが、ウクライナも当然非常に苦しいです。
ロシアは、ここで引けばプーチン体制の沽券に関わるので、引かないでしょう。ここまでやって損害も出てしまったから、引けない、ということもあります。
ウクライナ側としては、ロシアに引かせるだけのカードが無いのが苦しいところです。国土の半分くらいを譲ればロシアも引くでしょうが、そんなことはウクライナ国民の手前にもできないでしょう。
それに、ドアの入り口に靴のつま先を入れさせたら、すぐに家全体も乗っ取られる、といった類のやり口が、ロシアの歴史的な常とう手段です。
「第3次世界大戦になる」というのは、欧米がウクライナのために戦う、という前提ですが、それは起きない、という前提でロシアも侵攻してきているので、ロシアにプレッシャーをかけるカードにはなりにくいです。ロシアとの和平交渉の失敗が即座に第三次世界大戦になるとは思わないが、戦争の長期化にはつながるだろう。長期化すればロシアにとっても良いことはないと思うんだが…。ゼレンスキーの持ち札は、このウクライナのレジリエンス。
ゼレンスキー大統領は何とか戦争を終わらせたいのでしょうが、追い詰められた方が言っても聞いてもらえないと思います。
どこかの国が仲介できないでしょうか。
カギになるのは中国だと思います。
ここで中国が存在感を示せれば中国への見方も変わるのですがね。
ロシアは中国のいう事しか耳を貸さないと思います。