米インテル、ドイツに新工場 2兆円投資、欧州製造強化へ
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ロシアのウクライナへの侵攻で、発表が遅れていたようですね。
外資系企業によるドイツへの投資としては、数十年で最大規模とのことです。
マルデブルクはザクセン・アンハルト州の州都ですが、あまり経済的に優位な地域ではないため、大規模な雇用増に沸いているようです。立地場所の決定には、やはり国レベルの大規模な補助金が効いたとのこと、半導体工場の世界的な誘致合戦の結果が続々と出てきましたね。Intelの欧州での製造拠点はアイルランドのみ（ポーランドはR&D拠点だったと思う）。
昨秋くらいから、欧州での投資意向は示していて最大800億ユーロと表明していた（①）。そこではドイツ、フランスが有力とされていて、新工場はドイツに。またポーランドのキャパも増強、イタリアでも引き続き検討、と。今回の発表で330億ユーロなので、あと半分以上、当初表明していた規模感に対して残る。
年初にオハイオでの200億ドル投資を発表したばかり（②・③）。これまで前工程で操業してきたのは、オレゴン、アリゾナ、ニューメキシコ、アイルランド、イスラエルがほとんど。それ以外の地域で新しくかつ大規模に。
後工程でもマレーシアで70億ドル投資を発表（④）。またファンドリーのTowerの買収も2月に発表（⑤）。こういった投資を積極化する一方で、MobileyeはIPOでキャッシュイン（⑥）。
①https://newspicks.com/news/6169807
②https://newspicks.com/news/6600976
③https://newspicks.com/news/6604641
④https://newspicks.com/news/6472823
⑤https://newspicks.com/news/6702121
⑥https://newspicks.com/news/6788056テスラもそうですがインテルもドイツに新工場を作るのですね。
人件費が高いドイツに工場をつくっても効率が良いので利益が出せるのでしょう。
日本の工場も人件費が安い国に行くのではなく国内で利益が出るような体制にしていかなくてはいけませんね。
人件費が高いのは言い訳にならないということです。
