世論操作のやりすぎ!中国共産党揺るがす「加速主義」
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中国の人々が目にしているニュースは、われわれとは大きく異なる。侵略が始まった2月24日には「ウクライナ軍兵士が投降」「ゼレンスキー大統領がキエフを脱出」といったニュースが中国では報じられていたほどだ。ロシア通信社のスプートニク、RT(ロシア・トゥデイ)の記事は、欧米や日本ではフェイクニュースが多いとして警戒されているが、中国メディアは優先して流していることが背景にある。
当然、間違いも多いわけだが、そこは折り込みずみのようだ。先日、中国紙・新京報傘下の海外ニュースチャンネル「世面」がソーシャルメディアで誤爆した「通知」が話題となった。
上司から伝えられたニュース発信のルールを誤ってソーシャルメディアに掲載したもので、「ロシアに不利なニュース、西側に親しみを抱かせるニュースは発信しない」「(ソーシャルメディアの)コメントの管理は厳格に行い、適切なコメントのみを選んで公開する」よう指示されていることが明らかになった。中国語情報の世界では、「グレートファイアウォール(金盾)」の内側と外側は完全に違う風景になっています。
ロシアのウクライナ侵攻について、
「ウクライナの挑発」「米国の陰謀」「ロシアは自衛のため」「プーチン大帝は英雄」「ロシア支持」。。の一色。
「世界平和を祈る」有名人は、「時勢を知らない無知物だ」とラベルを貼られてネットに照らされていました。
グレートファイアウォールは「世論」を分断するだけではなく、「中国」を世界から孤立させてしまうのではないかと思います。