欧米、35兆円超の資産凍結 ロシア財務相
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これにより、ロシアにとって何が問題になるかということです。
1. ドル建など外貨で発行された国債の償還と利払いが出来ない。
→だから、ルーブルで支払うと言い出した。
しかしそれは発行条件と異なることから、基本的にはデフォルトとなる。
特にCDSの場合は、デフォルト要件を満たしてますので、CDSの売り手は買い手に対して全額支払いの義務が生じます。
https://japan.pimco.com/ja-jp/resources/education/bond-basic-what-is-cds
この場合、1998年と同じように売り手の多くを占めるヘッジファンドの破綻懸念が発生します。
https://money-stock.net/financial-products/ltcmshock/
2. 外国為替市場で下落しているルーブルを支えるための為替介入が出来ない。
→ルーブルの価格は投機筋のやりたい放題となる。
今のところロシアが売っている原油や天然ガスの取引は、買い手の方の都合もあり継続されていて、当然決済も通常通り行われています。
→そのため決済窓口であるズベルバンクは、SWIFT停止措置が取られてないわけです。
https://globe.asahi.com/article/13439559これは一種の接収と考えるべきなのか、誰にも触れないものになるのか、どうなるんでしょうね。
ボートだのなんだの、置いておくだけでは邪魔そうなものが結構あるように思いますが。
もうこうなってしまったら、ロシアのように「接収」と言い切ってしまった方が潔い気がしてきました。