創薬や美容品にも用途拡大、「藻類産業」がいよいよ離陸へ
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個人的には、「第一ラウンドが終わりつつある」って感じになるとらえています。
バイオプロセスは、「温度を上げて変換速度(生産性)を高めることが難しい」という致命的な欠点があり、大規模化とかやっても採算取るのは難しい、ことが分かってきました。ユーグレナさんなども、高付加価値の健康食品とかやってなければ生き残ることは難しかったでしょう。
期待された航空燃料も、廃食用油からのものにシフトしつつあるようです。
今後は、さらに「高付加価値品のかすをやすもんの原料に使う」プロダクトミックスでやるなど、さらなる工夫を入れていく段階に進むのでは?。従前の化学メーカーはケミカルチェーンを作ることで、副生成物を余すことなく販売することに力を注いでいた。きっと藻類も、バイオマスチェーンを作れるか、が重要で、だからこそちとせさんは産業界で分担して藻類活用のエコシステムを作ろうとしているのでしょう。
藻はモビリティ分野においてもガソリンの代替となることが注目されているのは知っていましたが、薬や美容品にも使えるとは、ビックリしました。
あとはどうしても代替肉と同じく生産と消費者意識が壁になってくるかなと思いますが、そこをどう乗り越えてくるのか、も課題となりそうです。