プーチン氏、外国人志願兵のウクライナ投入を容認 中東・シリアからも
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ロシア側の志願兵としてウクライナに投入されるのは、シリア、リビア、中央アフリカの志願兵とのこと。
シリアから送られるのは戦争犯罪のデパートと恐れられている汚れ仕事専門の政権側民兵シャビーハのようで、シリア内戦で支援してもらったお返しということでしょう。
またリビア、中央アフリカはロシアの民間軍事会社ワグネルの活動地域ですので、恐らくワグネル絡みの現地傭兵だと思われます。
正直余り大義や国際正義が感じられない面子ですね。
注目のコメント
シリアのアサド政権は、内戦を通してロシア軍によって支えられてきました(もう1つはイラン、特に革命防衛隊)。つまり、借りがあります。
というより、アサド政権は今でもシリアに駐留するロシア軍によって支えられることで、反政府勢力に打倒されることを免れています。
ロシア軍がウクライナで敗北して、その勢いでシリアから撤退するようなことになれば、アサド政権の存続に関わるので、ロシア軍に手を貸す動機は十分あるでしょう。
そして、ウクライナの戦況は、これから首都キエフをはじめ、各地の都市を制圧する凄惨な市街戦の局面に入っていきます。数百万人の民間人を巻き込み、ロシア軍の側も至るところから標的にされて、兵士の犠牲が増えます。
ロシア政府としては、ウクライナに侵入しているロシア人兵士19万人から犠牲を出すのは、できるだけ避けたいところです。
すでに、各地の都市で突入の先頭に立たされているのは、チェチェン兵1万人であり、多大な犠牲を出しています。征服した地域の兵士を先頭に立たせて突っ込ませるのは、かつてのモンゴル帝国の常とう手段であり、ロシア・ソ連も引き継いできたやり方です。元寇で博多あたりに攻めこんできた時も、先頭は朝鮮兵、次いで漢人、女真人でした。
今回、ロシアは、実質的な勢力下においたシリアなどの兵士を都市攻略戦の先頭に立たせると見られます。シリアだけでなく、イラクでも市街戦の経験のある兵士を募集していると聞く。本格的なウクライナ侵略、キエフ侵攻を考えているのだろうが、外国人兵士に依存しなければならないというロシア軍の脆弱さも示しているように思う。