英国政府がアブラモビッチ氏に制裁。チェルシー、チケット新規販売停止。クラブ売却も困難か
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様々なソースから色々な情報が出ているが、最悪のケースでは、昨年の欧州CLで優勝し、先月のFIFAクラブワールドカップでは世界一に輝いたクラブチームが実質消滅するかもしれないとのこと(フットボールクラブとしての活動は継続できても、一流の監督や選手の流出、プレミアリーグからの降格等はあり得るかも)
早速ユニフォームスポンサーの英通信会社はロゴをユニフォームから取るようにと指示したらしい
衝撃的なニュースだ・・・
注目のコメント
アブラモヴィッチ氏は、ソ連崩壊後に台頭した政商の1人で、石油産業を中心に財閥を築き、数兆円の資産を保有するようになりました。
ただし、10年ほど前には、プーチン体制から排除され、資産の保有が制限されてきました。これは、アブラモヴィッチ氏だけではなく、ベレゾフスキー氏やデリパスカ氏といった他のユダヤ人政商と共通した失脚の経緯です。
ユダヤ人政商たちは、ソ連崩壊後、エリツィン政権で巨万の富を築き、プーチン体制でも当初は重用されましたが、やがて失脚し、資産を奪われていきました。
アブラモヴィッチ氏が2003年にチェルシーのオーナーになったのも、そういう時に備えて、資産を国外に移す手段の1つだったでしょう。
結局、アブラモヴィッチ氏やデリパスカ氏らが英国に移した資産は経済制裁の対象になり、凍結されました。
ただし、アブラモヴィッチ氏は2018年にイスラエル国籍を取得しており、イスラエルに移した資産は何らかの方法で保全されるでしょう。今回の制裁は富豪個人を対象としている点が諸刃の剣となるかもしれないですね。当該記事は一例でロシア富豪(ロシア以外の国籍保有者も対象)の不動産やクルーズ船、預金の没収と一見プラスに見えるが、ロシア以外の諸外国の富豪たちが信じていた個人資産が保障される欧米のイメージが崩れ、資産の移転を考えるでしょうね。
英国に資産を移した香港の李嘉誠一族は早速保有資産の売却を始めてますね。戦時には外部資産が米国への資金流入するのが常でしたが、今後どうなるか。