作家の西村京太郎さん死去 十津川警部シリーズ、91歳
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なんといっても十津川警部シリーズ、そして特急や寝台列車の名前を記したトラベル・ミステリーの旅情感です。特に2時間ドラマの原作は本当に多かったですね。ゆっくりおやすみいただきたいです。
西村京太郎さんといえば「十津川警部」ですが、「探偵左文字進」というキャラクターがいます。
十津川警部vs左文字進が見たかったですね。
トラベルミステリーのイメージが強いと思いますが、第二次世界大戦を舞台にしたスパイ小説「D機関情報」という作品が面白いです。
西村京太郎作品に先入観がある方は、是非ご一読ください。西村作品、鉄道好きなこともあって結構読んだほうですが、個人的には60年代〜70年代の鉄道ミステリーではない社会派推理小説だったころのほうが読み応えが合って粗削りで好きでした。特に太平洋戦争の終戦工作を題材にした「D機関情報」は名高いですね。改めて氏の作品を再読してみたいと思います。ご冥福をお祈りします。