米国とポーランド、ウクライナへの軍用機提供を検討-ホワイトハウス
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ウクライナ軍の主力戦闘機はソ連製のミグ29(ソ連で1983年から就役)ですが、NATO加盟国でも、このミグ29を保有している国がいくつかあります。
ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーなどです。ドイツも、東ドイツ軍が運用していたので、持っています。今は全く使わず、倉庫にしまってあったのですが。
つまり、かつてソ連の勢力圏であった、東ヨーロッパの諸国が持っています。
ウクライナに供与されるのは、これらのミグ29が中心になるでしょう。最新のミグ35やロシア軍の主力のスホイ30よりも旧式です。
米軍のF-35などは、高価すぎるし、すぐには使いこなせないでしょう。ミグ29が、使いやすい、というのはあります。
米国政府は、ウクライナにミグ29を提供した国には、その分、代わりに米国製F16を供与する方針なので、供出した方が得になります。ウクライナの志願兵は、満足な訓練できていないので地上配置が主になると考えられます。考えたくないですが、この先地上戦となれば泥沼です。軍用機を使いこなせる人的余力が、ウクライナにあとどれだけあるか。
米戦争研究所は、ロシア軍が包囲しつつある首都キエフなど3~4都市について、この24~48時間にロシアによる本格的な攻撃が行われるのではないかと指摘しています。軍の動きから、ここ1日が短い「作戦休」になっているのでは…との分析です。
5日放送のJNN/TBSテレビ『報道特集』で、元自衛艦隊司令官の香田洋二氏が指摘していましたが、特に北部から侵攻した部隊の動きの鈍さに「兵站」の不足が考えられるとのこと。この数日でそれを補っている可能性があります。ウクライナ側の抗戦については、アメリカからの軍事顧問団の派遣で、偵察衛星などの情報や分析で支援を受けているとの見方ですが、それで首都キエフがどこまで持ち堪えるか、心配です。西側の戦闘機であれば新たに訓練が必要だが、中東欧諸国が持つソ連製の戦闘機であればウクライナのパイロットが乗れるという点が重要なポイント。しかし、ロシアは戦闘機の貸与であっても「戦争行為」と見ると言っているのが気がかり。