日本から百貨店がなくなる日――そごう・西武の売却から考える“オワコン業界”の今後
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それぞれの歴史を辿ってみても。
楽天が創業して25年。Amazonだってたかだか27年。ドラッグストアが50年ちょっとで、コンビニが60年、スーパーマーケットが約70年。そして百貨店が120年弱。
小売の業態は、その時代背景によって、さまざまに変化している。同じ手法がいつまでも続くわけがない。ましてやネット経由で、食品も洋服も靴も家具も売れる時代。数十年前、百貨店に携わっている人たちの、どれだけが想像しただろう。
でも事実、時代は確実に変化していくのだ。事業の成功は「時代背景」をいかに読むかである。当たり前だが、百貨店だって、百貨店である必要はない。むしろソレにこだわっているから時代に置いてきぼりにされるのだ。
勇気を持って、変化することだ。企業は「環境適応業」でなければ生き残れない。ちなみにボクのやってる移動スーパーとくし丸は、今年で創業10年。すでに第二創業に向けて、変化させようとシクハックしているところだ。リアル店舗がオンラインに勝るためには、そこでの購買経験自体に価値がなければならないと思います。その点がどのくらい深められるか、ここが大切ですよね。
駅に立地するということの利便性は、コロナ禍以降のハイブリッドワークの増加で相対的に価値は下がりますが、休日の人出などはやはり駅を通じてが大半でしょう。やれる余地はある、というか、余地を見つけて地道に変革し続けることが大切に思います。
先日百貨店を利用しましたが、正直接客クオリティも品揃えもいまいちで、これは厳しいなと思いました(私が偏った顧客なのかもしれないので、あくまでも個人の体感として)。逆に言えば変革する余地は色々あるとも言えます。大変分かりやすく、参考になる記事でした。
私の父親が電鉄系デパートの経営層でした。衰退の入り口あたりで引退しましたが、小学生の頃の父親は輝いて見えました。産業の栄枯盛衰をこれほど感じる業界はありませんね。