「ロシア軍の首都キエフ占領工作は失敗」 ウクライナ軍が声明発表
テレ朝news
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ウクライナ軍発表のように、キエフの北と西の周辺部を占領していたロシア軍が突如撤退しました。
この動きには2つの見方があります。
一つはハリコフでやったようにキエフ市街地に無差別砲撃を仕掛ける為の準備という説。
もう一つは、ロシア軍の補給に深刻な問題が出ており、戦線の整理に迫られているという見方です。
実は今回のロシアの侵攻に奇妙な点があって、本来のロシア軍のドクトリンである縦深戦術なら、第一梯団が突破口を開いたあと、直ぐに後詰めの第二梯団が戦線後方に浸透作戦を行うはずなのですが、その第二梯団の存在が確認できないのです。
そのためロシア軍になにか想定外のことが起こっているのでは無いかという見方も浮上しています。
このいずれの見方が正しいのかは間もなく答えが出るでしょう。
前者なら市民の多くが犠牲になることになり、逆に後者ならウクライナの勝利の可能性に薄い光がさすことになります。ロシア軍はキエフの外側までは迫っているが、ここから先は市街戦となるため、そう簡単に占領できない。またロシア軍は無差別に爆撃するようなことはしておらず、時間をかけて攻め込むことを想定しているのだろう。
考えられるのはロシア軍はキエフに侵攻したもののロシア軍の士気や司令系統が取れていないか。
それともキエフからロシア軍の撤退はプーチン大統領が核兵器の使用を検討しているか。
ロシア軍の体制の整えて市街地戦を行うなら、チェチェン共和国のアフマド・カディロフの軍隊など特殊部隊を送り込むでしょう。
いずれせよ、プーチン大統領はウクライナを侵略するために行動をすると思います。