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歴史から学ぶ、ゼロからの「エネルギー講座」

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks Content Designer

    少し歴史に寄せすぎた感が否めない記事なのですが、
    エネルギーの歴史は面白いです。
    さまざまな発明品と一緒に利用形態を変えてきたエネルギーは、
    人類の技術革新の歴史そのものです。

    ずっと一緒に歩んできた、
    人類のパートナーとしてのエネルギーを知ることで、
    今、議論が高まる「エネルギー安全保障」や「脱炭素」などの話が
    より解像度高く、
    自分ごととしてとらえられるかもしれません。

    2日間、グラフィック記事でお楽しみください!


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    そんなに膨大なエネルギーが必要なのか?というと、必要ともいえるし、そうでない、ともいえます。
     蒸気機関自体は紀元前に古代ギリシア発明されていたのは有名です。オスマン帝国でも、蒸気機関による揚水ポンプは16世紀に発明されています。しかし、普及はしませんでした。
     奴隷に働かせた方が安くついたからです。古代ギリシアもオスマン帝国も、今のウクライナ辺りの住民を奴隷狩りで連れてきて、奴隷市場で売買することで労働力を確保していました。
     英国で産業用に蒸気機関が普及したのは、それほど大きな奴隷の供給源が無かったのと、石炭の鉱山があったからです。蒸気機関で産業機械を動かすことに、経済的合理性がありました。
     技術の革新が、自動的に社会の変化を引き起こすわけではありません。いくつかの条件と技術が組み合わさった時に、社会の変化を起こします。
     英国が、ヨーロッパの海軍戦力で優位に立っていた時に、産業用蒸気機関が普及したことで、大きな変化が起きました。蒸気機関で船を動かす技術が普及し、輸送の量と速度を飛躍的に増やしました。アフリカやインド、中南米まで、植民地化して幅広い資源を獲得することに、経済的合理性が生まれました。植民地には蒸気鉄道の線路が敷かれ、資源を港まで輸送しました。
     米国で奴隷制が維持されていれば、石炭、その次に現れた石油というエネルギー資源の活用は遅れていたかもしれません。歴史上、奴隷制は、技術革新の普及を遅らせてきたといえます。
     米国の奴隷主やオスマン帝国のエリートのように、そんなにエネルギー資源の獲得に必死にならないでもいいじゃないか、という人々は、実際、多数いました。江戸時代の生活にもどれば、日本も外国からエネルギー資源を輸入しなくてもいい、とはいえます。しかし、それは奴隷制や身分制を前提とする社会です。
     移動、通信技術、そしてその範囲が広がり、宇宙空間での活動が増えるにつれて、必要とされるエネルギーの量は跳ね上がります。
     ヨーロッパがロシアの資源に依存しないで十分なエネルギーを確保する方法を確立していれば、ロシアが自国の力を過信することも無く、この戦争も起きなかったかもしれません。
     もともと、EUの成り立ちからして、エネルギー資源の共同管理が目的の1つでしたが、エネルギー資源次第で社会のあり方も国際関係も変わります。


  • NewsPicks編集長

    ロシアのウクライナ侵攻により脅かされる、エネルギーの安全保証。一方、エネルギーは環境問題への配慮から「脱炭素」への目標が定められています。この2大テーマの両立という難題は、どう解決してゆくべきなのか? 
    本日から2話連続でその中身に迫ってゆきます。全編の今日は、そもそもの人類とエネルギーとの関係について、そしてエネルギー安全保障の方向性について、完全図解でお届けいたします。
    エネルギー分野の著作もある砂田デザイナー渾身の力作です。是非お読みください!


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