【トップ直撃】川邊、出澤両CEOが語った2年目の戦い方
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おかげさまでLINEとYahoo!とが経営統合して新ZHDとなって1年が経ちました。記事にもある通り、守りを固められたり、統合シナジーもありましたが、LINE、Yahoo!との連携を深化させて"ユーザーに圧倒的な便利"をお届けするにはまだまだ道半ばです。またGAFAM、BATBなどに次ぐ世界の第三極になる志も全然まだまだです。
これらはZHDの伸び代だと捉えて、統合のPMIやグローバルサービスの開発などに努力を重ねていきたいと思いますので、皆さまの引き続きのご理解とZHD系サービスのご利用とをお願いできればと思います!ZHD(ヤフー)とLINEの正式統合から今日で丸1年です。川邊、出澤両CEOに1年間を話を聞き、振り返ってもらいました。
統合早々、3月にLINEの個人情報管理問題が発覚するなど躓きもありましたが、数字だけを見れば注力分野のEC、金融共に伸びは著しく、出澤さんが言うように「1年目は順調」といったところでしょうか。
個人的には、川邊さんの「PayPayはLINE利用者と同じ9000万人までいける」という発言に驚かされました。確かにLINEや出前館、アスクル、Yahoo!byマートなど経済圏をトータルで考えれば、決してできない数字ではないのかもしれません。EC成長への戦略など、2人の口調からは去年の会見以上の非常に熱意を感じたインタビューでした。
とは言え、コロナ禍で世界のビッグテック企業はさらに伸びているのが現実で、統合時に掲げていた「米中勢に割って入る第3極」への道のりはまだ険しそうです。
インタビュー内でも話が出たライブコマースや若年層向けの金融サービスの充実など、どのように対応してユーザーを掴み、日本を代表するテックカンパニーとして成長を遂げるのか、2年目以降もウォッチしていきたいと思います。