ウクライナ、死亡ロシア兵の検索サイト開設
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注目のコメント
これは、ロシア人が軍隊に入った自分の子供や夫が、生きているのか、死んでいるのか、捕虜になっているのか、わからないからですね。
ロシア政府は教えてくれません。死亡していても、遺体が返ってこない可能性も高いです。
かつてロシア政府は、死亡した兵士たちの遺体を確保していたにもかかわらず、遺族に知らせずに勝手に焼却して処分していた前科があります。世論に悪影響が出るのを恐れてのことです。
ロシア軍兵士たちの消息を、把握できる範囲でロシアの家族に公開するのは、ウクライナ政府の親切ではあるでしょう。同時に、ロシア社会の反戦機運を高める効果も期待できます。これはロシア国内世論向け。プーチンは、戦場に出陣するつもりのなかった若者を最前線に送り込んでいる、そうした若者が犠牲になっている、というメッセージ。ウクライナは戦略的コミュニケーションが極めて秀逸。ボスニア戦争のときの「戦争広告代理店」のようなプロフェッショナルが裏で支えているのかもしれない。