「平均年収」東京都トップ500社最新ランキング
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注目のコメント
平均を見て楽しむものだと割り切りが必要です。「自分が入社したときにもらえる額」ではありません。
例えば職種別ランキングでは常に上位にパイロットがランクインしますが、このリストを見るとJALもANAも入っていません。これがどういうことか考えてみてください。
また、私の業界でも「教授とか准教授とか、いつも給与上位ランキングにはいっていて、儲かっているのでしょう?」なんて言われることがあって困るときがあります。パイロットもそうですが、教授職もある一定の年齢以上の人しかなれないのです。それを若い人も混ぜた別の職業と平均給与でランキングしている時点で、(以下省略)。平均値を見て何になるのか、有報に記載されている平均年収を、同じく記載されている平均年齢で貰えている訳でもないのに、こんなランキングに何の意味が?といつもコメントしていますが、今回はそれよりも気になる事が。
不正会計が明るみになった日本M&Aセンターが10位にランクインしてますね。
不正会計の誘因は、経営陣からの売上達成プレッシャーだったようですが、ウソの売上は当然ながら入金がありません。
つまり収益計上があっても企業内にお金が無いのに、それで高い報酬を従業員に支払っていたことになる。
なんでそんなことが可能なのか?という点を考えてみると、一つの可能性ですが、日本M&Aセンターの売上は、かなり案件毎の利益率が良いのでは?という可能性ですね。
売上の一部に架空売上が混じっていても、本当の売上による入金だけで高い報酬が維持できるなら、利益率が余程高くないと成立しない気がします。
簡単に言えば暴利だった可能性ですね。
もちろん、架空ではない売上額は取引先との契約によって決められた正当な金額なんだとは思いますけどね。