[24日 ロイター] - ロシア軍がウクライナに侵攻したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は24日、スポーツの力で平和と対話を促進することを目的とするオリンピック休戦に違反したとしてロシア政府を非難した。

オリンピック休戦は北京冬季五輪開幕となった今月4日の7日前からパラリンピック閉幕の7日後である3月20日までの期間で採択されていた。

IOCは「ロシア政府によるオリンピック休戦の違反を強く非難する。それぞれの国連決議は、2021年12月2日の国連総会で193の加盟国全ての合意により採択された」と声明で述べた。

また、IOCは状況を監視し、「可能な限り、ウクライナの五輪コミュニティーへの人道支援を調整するための」タスクフォースを立ち上げたことも発表した。