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戦況:日本時間2月24日21時
ロシア軍は、キエフ近郊まで迫っています。開戦から12時間も経っていません。手順としては、
 特殊任務部隊スペツナズが要所を急襲、指揮体系をマヒさせる
→巡航ミサイルをはじめとするミサイル攻撃で対空防衛システム、レーダーなどを破壊
→空爆でウクライナ軍重火器を破壊
→地上部隊が国境を突破
→ヘリボーン部隊が地上部隊主力に先行して、拠点を占領、確保
というソ連時代からの教科書通りです。ソ連がヨーロッパに侵攻する時も、この手順の予定でした。
 キエフ近郊を進むロシア軍のヘリボーン部隊
https://mobile.twitter.com/Osinttechnical/status/1496804874721320965

ベラルーシ国境から侵攻したロシア軍地上部隊主力はまだキエフまで数十キロ離れていますが、もう12時間はかからないでしょう。
 東部、南部のロシア軍も、ほとんど抵抗を受けないくらいの勢いで進んでいます。
 ウクライナ空軍機は、少なくとも複数がロシア軍に撃墜されたのが確認されています。
 民間人の死者も確認されていますが、人数はわかりません。
 首都キエフから脱出しようとする人々の車列で、延々と渋滞が起きています。

※開戦後、ロシアの株価指数(RTS)は一時60%下げました(終値は-35%)。
キエフの今の様子です。時間を遡って、夜明け前から見ることが出来ます。全土に戒厳令が出ており、人影はまばら、車両の通行量も少ないように思えます。
数時間前、ロシア軍はアントノフ航空科学技術コンプレックスが本社を置き、キエフ防空の要であるキエフ北西30キロのホストーメリのアントノフ空港に対し、大規模なヘリボーン作戦が実行しました。

ヘリコプターが首都の隣で自由に活動できるということは、ウクライナの防空網は既に壊滅した事を意味します。

そしてまだ未確認情報ですが、既に空港はロシア軍の手に落ちたとの報道が先程入ってきました。
もしそれが事実ならこれから空輸されてくるロシア軍がキエフに殺到することを避けることはできません。
まもなくキエフは間違いなく戦場になります。
更に背後をつかれた前線のウクライナ軍は総崩れとなるでしょう。


ここまでの展開を見るに、今回の侵攻に関して言えば、結果論ではありますがその時期、進行方向、戦力は全てアメリカの諜報機関が事前に掴んだとおりでした。
しかしそこまで分かっていながらアメリカもNATOも、そしてもちろん日本も事前に何も出来なかったのです。

この結果には個人的には無力感しか感じません。

追記0時
CNNはアントノフ空港が陥落したと報じました。
間もなくロシア軍がキエフに殺到します。
これで戦局は決しました。
ともかく一人でも多くの人たちが、脱出できますように。
こんな暴挙が何故まかり通るのだろう。