【UN Women・リクルート】ジェンダー平等を、“理想論”で終わらせないために
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「リーダー」と聞いて、みなさんはどんな人を想像しますか？私は、めちゃくちゃ仕事がデキて、みんなをグイグイと引っ張る人を想像したのですが、おそらくみなさんの頭にも、同じような人が思い浮かんだのではないでしょうか。
3月8日は国際女性デー。この日を機に、UN Womenの石川さん、リクルート執行役員の柏村さんが、ジェンダーギャップ解消をテーマに語る対談インタビューをお届けします。
そのお話の中で一番印象的だったのが、リーダーはもっと多様化していいんだというお話。管理職の女性比率の低さは大きな課題ですが、冒頭のようなリーダーのイメージ像しか持てないことで、「私にはちょっと...」と躊躇してしまう女性も多いのではないかと。
そういう意味でも、リクルートのように自社の取り組み事例をどんどん発信していく姿勢は、とても素敵だなと思いました。勇気がもらえるインタビューですので、ぜひ多くの人に読んでいただけると嬉しいです！今回のご取材に同席させて頂き、気候変動によってジェンダー格差が加速する話は本当に胸が痛みました。
料理のために学校に行かず、水汲みに行かなければならない発展後上国の事例もそうですが、災害時の避難所において意思決定を行うのがほぼ男性で、女性にとって必要なものや配慮がなされない状況は、災害大国である日本にとって、早々に解決すべき課題であり、こういった事実はもっと知られる必要があると思います。
また、「リーダー像は多様でいい」といったお話も、自身のキャリアを考える上ですごく響きました。
一定のキャリアを積むと、1on1などでリーダーを目指すかどうかといった話になりますが、個人的には「グイグイ引っ張っていくようなビジネスパーソンになるかどうか」という選択肢を迫られているように感じていました。でもそれは一つのリーダー像であって、自分であればどういったリーダーシップを発揮し、どんなリーダーになりたいかをイメージしながら考えると、キャリアの選択肢が増えますし、諦めていたキャリアアップも目指すことができます。
ジェンダーもそうですが、多様性を受け入れることで企業も個人も未来が変わるなと改めて思いました。**********
“キラキラ”したロールモデルはそんなにいないんだと思うんですよね。
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この言葉に強い共感を覚えます。
ジェンダーギャップが語られるとき、積極的な発信を行われている方々が成功体験を持った女性と意識の高い男性ばかりである現状も大きな問題だと思います。ギャップはむしろ意思決定層から遠いところで、ガラスの天井にぶつかるずっと前から、日々見えない段差のように存在し続けているように思います。
リーダーを目指す人もそうでない人も、誰もが社会から掛けられるバイアスに対して、もっと気軽に躓きを吐き出せる機会があってほしい、もっと多くの人の声が集められてほしい、そんな風に願います。
#TalkforWE
