【急成長】デジタルファッションが切り開く「自己表現」の未来
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メタバースで現実とバーチャルの距離が縮まりを見せる中、現実ではなかなか出来ないファッションが、アバターでなら手が出せるといったニーズは存在すると思います。
現に、グッチや、バレンシアガなどの世界的ファッションブランドが次々にメタバースに進出しており、ブランドの先進性をアピールするのにメタバースは絶好のチャネルとされています。
アバターをどこでつくるか、どこでどのように使用するのかなど企業の戦いは始まっており、これは各ブランドの現実世界での消費にも影響を与えることでしょう。
注目のコメント
ファッションと言って服の着せ替えを想像される方は多いかと思いますが、メタバース上でのファッションはそれだけではありません。ファッションと言う言葉を拡大し、新たな概念を生むことになるかもしれません。性別、人種だけでなく、動物やロボット、自分の好きな楽器になったり、赤ちゃんになったり、架空の動物になることも可能です。その自由度のなかでは「なりたい自分」とは何なのか。「どうありたいのか」ということを我々はもっと高頻度で考える時代に突入すると思います。
例えば車に乗ってると性格が荒々しくなる人がいるように、美少女のアバターをまとっているとカワイイ動きをしてしまう。現在のSNSでも散見されていることなので、特に驚きのない人も多いのではと思いますが「こうありたい」と思った姿と内面に自分を開発していくことが可能になります。
自分がこうありたいということ以外にも「こう思われたい」「こうされたい」という気持ちにアジャストしていくことも可能。今日は色んな人にちやほやしてもらいたいから、かわいい犬になってメタバースを散歩して、通りすがりの人に撫でてもらう。明日は尊敬を集めたいので、スーツ姿のクールなロボットに着替えて用意したプレゼンテーションを使って登壇する。
これまで叶わなかった自己を物理的に突破することが広い範囲で可能となります。
アバターという概念がファッションや服という概念にどう革命を起こし、今後人類のコミュニケーションや価値観、表現にどう影響を及ぼすのかに注目です。ドラクエウォークで私が唯一課金するのは、あぶない水着が欲しい時なので、メタバース上で着飾るニーズほあると思います。
ドレスコード(社会的規約)にも記事は触れていますが、メタバースを状況によって使い分けるマルチバース時代になれば、ビジネスと趣味でのファッションの使い分けも必要になってくるでしょう。
美少女(受肉)だらけの会議はクリエイティブだけど落ち着かないかもしれませんね。
※私の考えるマルチバース論
https://note.com/noeldata/n/n1cc3f4b542d9メタバース世界のアバターへのコマース、D2A、Direct To Avatar。NRF2022でも大きな話題になりました。CBInsightsでも今年の12大テックトレンドの一つにD2Aを提示。主要企業は揃って参入とのCBInsightsの予測です。実際にすでにナイキ等の大手企業が参入。それ自体で新たな経済圏を形成するだけではなく、現実世界の消費やブランドロイヤリティーにも影響を与えると考えられています。アバターをどこでつくるか、アバターをどこでどのように使用するのか、その人のアバターを巡る戦いがすでに始まっています。