2022年度の診療報酬改定は、単にその後の2年間の公的医療保険の価格を決めるだけの改定ではなく、2020年代の我が国の医療提供体制をどう改革するかについても合意したものを明文化したことも、合わせて重要な内容となっている。 制度改革事項には、入院医療でのさらなる包括払い化や、外来医療でのかかりつけ医機能の強化を、(単に制度や人員の態勢整備だけにとどまらず)診療報酬(価格)面からも改革することが、盛り込まれており、これまでになく踏み込んだものとなっている。これが、わが国の医療をさらに良くするものに資することを期待したい。
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