来年の利上げ織り込む市場 日本の金利予想プラス圏
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アメリカの生産コスト(≒卸売物価)と消費者物価の前年同月対比の動き、日本の生産コスト(≒企業物価)と消費者物価の前年同月対比の動きを比べると以下の通りです。
【米国】
20年12月 0.8%(1.3%)
21年 3月 4.1%(2.7%)
21年 6月 7.6%(5.3%)
21年 9月 8.8%(5.4%)
22年12月 9.8%(7.1%)
【日本】
20年12月 ▲2.1%(▲1.2%)
21年 3月 1.2%(▲0.4%)
21年 6月 5.2%(▲0.5%)
21年 9月 6.5%(0.2%)
22年12月 8.7%(0.8%)
世界的な供給不足を受けて生産コストは日米とも“強烈に”上がっています。ところが消費者物価は、米国が生産コストの上昇に連れて大幅に上がっているのに対し、日本は上昇傾向とはいえ殆ど上がっていない形です。米国でインフレが問題になっているのに日本では問題にならず、日銀がインフレ目標達成はほど遠いとして緩和を続ける所以です。
万が一にも企業がコスト増加に耐えかねて米国並みの値上げに走り出せば、日本でも欧米同様の問題が起こり得ます。はたして、日本のみ生産コストの上昇を企業が負担する形でインフレを回避することができるのか。
食料品もブランド品も数パーセントの値上げが当たり前のように置き始め、日本でもじわじわ物価が上がっています。そうした傾向が拡がると、消費者物価の上昇に勢いがつかぬとも限りません。それでもなお、日銀は指値オペで国債を無制限に買って金利を抑えることが出来るのか。その辺りの読み方で判断が分かれそう。インフレ抑制のため金融政策を変えざるを得ないと見る向きが心なしか増えてきたということじゃないのかな・・・ (・・;そもそもマイナス金利が異常なので早くやめるべきだと思います。
マイナス金利は一定の効果がありましたが劇薬なので長く続けるのは問題があります。
このままだと、どんどん円安が進み、生活がしにくくなってしまいます。
海外にいると物価が上がるのは普通です。私のいるフィリピンでも毎年6%、7%と上がります。しかし給料も上がるので生活は悪くなりません。
何年もいいえ、20年以上変わらない日本が異常です。