フィギュア年齢制限17歳提案へ 国際スケート連盟、6月総会で
コメント
注目のコメント
為末さんの説では、大人の骨格だと肩幅が広くて回転技が難しいが、成長前の子供では体が小さいから有利だというのに納得してるので、この流れはあり
なぜフィギュアスケートは若年層が強いのか
https://note.com/daitamesue/n/nd9254a9c9f65年齢制限をかけたところで身体への負担は競技の性質上仕方がないので根本的な解決にはならないのではないかと思います。身体の成熟がない方が優位に働くのだとしたら成熟しない方に傾くだろうし、評価基準を変えていかねば解決しないと思うのですが、評価基準を変えたときに競技としての形を変えかねないのが悩ましいところです。
これは10数年前から思っていたことです。
フィギュアもそうですが、体操競技も回転技の高度化で、トップクラスの選手のピーク年齢が15歳〜20歳に下がっていることです、特に女子にその傾向が強く出ています。
フィギュア女子を取り上げると、前回大会金メダルのザギトワ選手19歳と銀メダルのメドベージェア選手22歳は強化選手から外れています。
また競技の技術点でも、4回転を何回決めれるかが、メダルを取れるかどうかの基準となっています。
浅田真央選手の決め技だったトリプルアクセルは、現在では普通の技と化しているのはご存知の通りです。
しかも、トリプルアクセル+ダブルといった連続技を行なって点数を稼ぐのが、通常となっていますよね。
そうなると、着氷時の衝撃から捻挫やアキレス腱へのダメージ等が問題となってきます。
ですから、大人の体になりきっていないことで敏捷性がある15歳から17歳といった年齢がメダルを取るための必要条件となってくるわけです。
男子体操の白井健三選手が、4回捻りのシライ1や伸身2回宙返り3回捻りのシライ3といったF難度やH難度の技を繰り出したのは、彼が17歳から19歳の時です。
その彼も、足の故障が原因で24歳で引退し、昨年の東京オリンピックでその技を見ることはできませんでした。
ですから、選手生命の負担の多い回転技重視の現在のあり方を変えないと年齢制限をかけても意味がないと思いますね。