宇宙から足跡も認識できる、北欧発の「衛星」の使い道が多過ぎる
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今回取り上げられているSARと呼ばれる技術ですが、このレベルで出来るのは中々いないので、より素晴らしい所が際立っているのがミソです。
また、カメラでパシャパシャタイプ(光学衛星)とスキャンするタイプ(SAR衛星)はそれぞれ見れるもの見れないものがありますし、SARは使えるデータになるまでの画像処理が大変な部分もあるからこそ、それらの肝を抑えているICEYEの強みが見えてきます。
https://sorabatake.jp/3364/
https://sorabatake.jp/279/
ここら辺の記事を読むと技術的な話が比較的わかりやすいと思います。
例えばですが、光学衛星が取ったデータをメタバースに取り込もうみたいな話もありますので、適材適所ですね~~
注目のコメント
ICEYEには主宰する宇宙ビジネスカンファレンスにも登壇頂きました。この動画のテンポがオモロイ笑。まじめなことを書くとICEYEのビジネス面でのすごさは、①2014年の創業した後、衛星市場の本丸は米国ということで2017年以降本気で米国参入したこと(米国外企業が安全保障関係の契約をとるためには、色々条件が必要なので、それをコミットしてやってきている)、②資金調達→打ち上げ→商業サービスのサイクルを高頻度に何度も回してきたことが、ICEYEのすごさだと思います。フィンランドにとらわれず最初からグローバルに動いてきた企業です!
これはすごいですね。ドローンの市場を一部代替しそう。
唯一の心配は、先日WSJで報じられていたように多くの企業がサテライトの打ち上げを計画していて、宇宙が「混雑」して衝突リスクやゴミ問題が発生していると言うこと。この企業にとってはあまり気にしなくてもいいのでしょうか?
https://www.wsj.com/articles/spacexs-plans-to-send-thousands-more-satellites-into-orbit-worry-nasa-11644921000?mod=Searchresults_pos3&page=1使われている技術はSAR(合成開口レーダー)。
カメラのように可視光では無いレーダーのため、天気によらない観測が可能です。
その名のとおり、軌道上を移動しながらレーダーを地表面に向けて連続的に照射・跳ね返りを計測し合成します。このため、小さな開口部のアンテナだが合成で広い範囲の測定が可能になります。
このICEYEの衛星は既に16機の打ち上げがあり、小型のSAR衛星では最大規模のコンステレーション。