2022/2/22

【南壮一郎】ビジョナル流「新規事業」のつくり方

NewsPicks 編集委員
新規事業を貪欲に探し続ける企業カルチャーは、どこかリクルートホールディングスを彷彿とさせる。
2021年春に上場(IPO)をしたビジョナルの勢いが止まらない。
転職サイトのビズリーチを中核に、採用管理クラウドのHRMOS、事業承継M&Aプラットフォームのビズリーチ・サクシード、物流DXプラットフォームのトラボックスなど幅広く手がけている。
特徴は、新規事業の数とスピード。売上高の大半はビズリーチだが、新規事業によって未来の収益の種をまくことで、人材領域以外での成長を模索し続けている。
そうした中、今年1月にクラウドリスク評価の「Assured」を新規事業としてローンチした。
いかにして、高速で新規事業をローンチさせるのか。そのノウハウを、創業者で代表取締役社長の南壮一郎氏に聞いた。
南壮一郎(みなみ・そういちろう)/ビジョナル代表取締役社長。1976年生まれ。1999年、米・タフツ大学卒業後、モルガン・スタンレー証券株式会社(現:モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)の投資銀行本部に入社。2004年、楽天イーグルスの創立メンバーとしてプロ野球の新球団設立に携わった後、2009年、ビズリーチを創業。2020年2月に株式会社ビズリーチがVisionalとしてグループ経営体制に移行後、現職に就任。
INDEX
  • 「サイバー領域」にチャンスあり
  • 新規事業は「準備が9割」
  • 事業は「連想」から生まれる
  • 大切にしている「3つ」のこと
  • 臆病だから、とにかく調べる