トイレで培った技術、半導体に 世界支えるTOTO「静電チャック」
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中山さんとKasaiさんのコメント併せて(有難うございます!)。
単純にTOTOは調べたことがなかったからなのだが、静電チャックは同じく森村グループの日本ガイシも手掛けている。
森村グループは、他にノリタケと日本特殊陶業(NGK Spark Plug)が規模が大きい。いずれもセラミクスがコア技術で、ただ森村グループの「一業一社」のポリシーのもとで独立していった(①)。一方、時を経て、コアのセラミクス技術からこういった同じような製品を結果論で手掛けることもある。
特にエネルギー関連ではセラミクス技術の活用は色々期待される。燃料電池では特陶が2/3保有だが森村グループとしてのJVでやっている(②)。また全固体電池も特陶がやっている(③)が、日本ガイシはEnerCeraという「半固体電池」なるものをロームとやっている。
こういったところの提携・資本関係がどうなっていくかも含めてみている。
①https://newspicks.com/news/1700329
②https://newspicks.com/news/4433755
③https://newspicks.com/news/5835750TOTOの静電チャックが記事になるとは、この業界にいる自分ですら驚きです。静電チャックは非常にニッチな市場ではありますが。半導体装置にはなくてはならない部品です。本部品には、セラミックの緻密に焼結させるプロセスノウハウが詰まっており、他にも日本ガイシなど日本のセラミックメーカーが大きなシェアを持っております。
森村グループ。
領域棲み分けは今も健在なのだろうか。セラミックスで儲かりそうな領域、となると、どうしても被ってしまいそうだが。
追記
セラミックス扱ってる人の話聞くと、本当に職人芸的な部分がまだあるなと思うことがあります。焼成時の収縮コントロール、反りの調整などなど‥ だから日本が未だに強い部分なんでしょうね。