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バイデン大統領の発言と前後してホワイトハウスは、現在集結中のロシア軍の規模は105戦術大隊グループで、尚14大隊グループが国境付近に移動中の為、総勢力119戦術大隊グループ、15万に達すると上方修正しました。
これはロシア陸軍の総兵力の70%に相当し、平時に動かせる兵力のほぼ全てと言ってもいいかと思います。
まだ空軍も作戦機500機が国境付近の基地に配置されているとのこと。

プーチン大統領の一部兵力撤退発言にも関わらず、それほど大規模な軍の移動は今の所確認されておらず、戦争の火種は依然として燻ったままといえそうです。
とりあえずロシアの言うことを額面通り受け取ることはしない、というメッセージ。ロシアが行動で示さない限り、問題の解決はない。外交だけでそこまで持っていくことが出来るか。「外交通」のバイデンが試されている。
プーチン得意のいつもの攪乱の一手なのかもしれません。攪乱から本当に戦争回避となるかどうか。
圧力をかけるための軍事力は残しつつ、一旦矛を収めかけているように見える。ただウクライナがNATO加盟を望む限り、今後も火種は残ることになる。ロシアとしては政治・外交的にドンバス地域をロシアの勢力圏とする方がリスクが少ないと判断したのか。
常に最悪の事態を想定するのは良いことですが、どうもアメリカはウクライナ問題をあおっているような気がします。
今回のウクライナ問題で原油価格が高騰してアメリカは儲けています。
アメリカから遠く離れたウクライナ問題なので解決しないほうが良いと思っているのではないかと勘繰ってしまいます。
ロシアが求めているのはウクライナのNATO加盟阻止です。
加入させないと言えばすぐに終わるのですが、そうする気はないようです。
一連の流れを振り返ると。プーチン大統領は外交面では曖昧さを保ちつつ、世界を振り回し、軍事面では開戦準備のポーズをとりながら、「NATO東方拡大は犠牲を伴う。バイデン政権は弱虫だ」との印章を与える心理戦を展開しただけかもと思う。
しかしこの間もISSではアメリカとロシアの宇宙飛行士が仲良く一緒に仕事してるんだよな。ロシアの補給船プログレスも打ち上がったし。学会であったアメリカの宇宙飛行士もロシアの宇宙飛行士のことを称賛していた。こんなことなければ普通に仲良くできるのに。
ドイツのショルツ首相が、「ウクライナの加盟はNATOの議題に存在しない」と明言したことで、ロシアは、ウクライナ国境に集結した軍隊の撤退開始を発表した。そして、すでに軍隊の一部が駐屯地に戻ったことを示すために、列車に搭載された装甲車両の画像を公開した。
軍事という暴力、外交という名の脅し。この負のパターンから脱することこそが、最大の地球課題。
この期に及んで、政治家の発言を額面通りに受け取る人はいないと思う。物理的な兵力の動きをしっかり観察し、言葉ではなくファクトに基づいて行動する様にしないと足元をすくわれます。