【京都】アパレル経験ゼロ。イタリアでのひらめきとは
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「エシカル」な商品が注目されていますが、大河内愛加さんとブランド「renacnatta(レナクナッタ)」は、その中でもユニークな存在。日本の着物地とイタリアンシルクのデッドストックを組み合わせたファッションアイテムが、出発点です。
クラウドファンディングなど活用しつつ、ウエディングドレスやアクセサリーなど、新たなエシカルファッションを生み出しています。そんな大河内さん取材の第1回は、日本とイタリアで育った大河内さんのバックグラウンドから。「renacnatta」のブランド名の由来が、なぜかホッとします。
不用品となったものでも組み合わせることで、蘇るんです。
貧しかった敗戦後の日本、食べるものも着るもの、住むところにも不自由した時代には、「れなくなった」ものなどありませんでした。
この豊かな、物に溢れた時代に貧しくなった心を満たしてくれるのは、見捨てられ振り向かれなくなったものかもしれないけれど、伝統のある上質の素材が醸し出す新たな価値なのかもしれません。
二つの文化に育った若い人の素直な感性が、私たちにこれから何を届けてくれるのか楽しみです。「NewsPicks +d」編集部のオリジナル記事、本日は京都とイタリアをまたにかけてファッションブランド「renacnatta」を展開する大河内愛加さんのストーリーです。
使われなくなった生地やデッドストック(未使用の状態のまま眠っていた商品)を活用するアップサイクル、場所にとらわれない二拠点生活、伝統文化の新しい形での発信…。さまざまな点から感銘を受けます。3話通じてご一読ください。
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