2022/2/14

【直撃】富士通トップに問う、IT業界は変われるのか

NewsPicks ジャーナリスト
日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が周回遅れの原因。それは、デジタル化そのものではなく、賞味期限が切れたビジネスのやり方にある。
確かに「多重下請け」や「常駐」に始まり、「丸投げ」や「行き過ぎたカスタマイズ」などの古いビジネス慣行が残っているのも事実だ。
今回のインタビューは、日本のIT業界を代表する富士通の社長、時田隆仁氏。長く金融畑でシステムインテグレーション(SI)ビジネスを手がけてきた。
時田氏は、自らも携わってきた従来型のビジネスを猛烈に反省。そして、富士通が変われなければ、「SIビジネスの消滅とともに自社も消滅する」とも...
富士通改革の「本気度」はいかなるものか、語ってもらった。
INDEX
  • 自ら「羽交い締め」
  • 「内製化してください」
  • このままビジネスも会社も消滅
  • 変革は「出島」から
  • 働き方改革の原点
  • 成果主義の盲点
  • 存在意義を「掘る」