この連載について
NewsPicks人気連載が音声番組として復活。DMM.com亀山敬司会長がホスト役となり、毎回、経営者や文化人を招待。脱力系ながらも本質を突く議論から、新しいビジネスやキャリアの形について考えていく。
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この連載の記事一覧

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【亀山×本田圭佑】まだ日本にない、投資の仕組みを作りたい
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【亀山×鹿毛 後編】商売を「当てる方法」は存在するのか
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【亀山×鹿毛】ヒットメーカーが語る「クリエイティブとは何か」
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【DMM亀山対談】誰も知らない「探偵業」の舞台裏
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【亀山×永井陽右】なぜ、命がけで元テロリスト更生をするのか
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【直言】途上国支援は「ビジネスで」やるべきだ
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【亀山×小林りん】ゼロから学校を作るとは、どういうことか
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経営学者としてはセオリーを否定するわけにはいきませんが、セオリーから戦略が生まれるわけでもありません。だったらその企業も同じ戦略になって差別化などできるわけない。直感を大切に、ただセオリーやデータでチェックを入れるというミンツバーグ的アプローチが戦略発想だと思っています。
追伸:金時計の写真は、編集過程のものが残ってしまっておりました(現在は対応済みです)大変失礼いたしました。
個人的に、このように定義しています。
西村さんは、まさに前者なのだろうなと。
PDCAを回す、トライアルアンドエラー、Lean Startup、Agile開発、、、
高速のDoerが普段通り行動するだけで、様々な型を無意識に体現していくことになり(A)、その回数も多くなる(B)。結果、プロセス・人脈・成功/失敗の一連の経験が増え(C)、直感力が鍛えられる(D)
最終的に、(A)~(D)の加点効果(相乗効果)で益々成功確率が上がるのだと思います。
CMや商人時代、起業した後の話、いずれも面白いのだが、特に印象的なのは先輩経営者の「川の迂回」の話。個々人の起業家単位では迂回することが正解だったりするが、10人中1人しか成功しないものでも、それが100倍になるのであれば、社会としてはそれをやったほうが受益が大きい。
リスクをとれるスタートアップ・起業家が重要なのは、これが理由。千人、万人単位の責任を負っている企業・経営者が1割の成功確率のことをすべきではないと、自分は思っている。一方で、その企業の一部や起業家が1割、1%の成功率のことをしないと、産業は老いるから、社会も老いる。
そして、そこが0→1とか1→10まで来たときに10倍、100倍となっていくことを資金・ノウハウで支援したり、また雇用流動性が高まって、人が移動していくことも重要。その時には成功確率が1%ではなく1割、1割ではなく2割、2割ではなく5割とかに変わっている。
一方で「支援してあげる、行ってあげる」ではなく、そこが「一緒にやりたい」と相互に企業や雇用者の双方がなっている必要もある。大きいから偉いわけでは全然ないし、相互に選びあうもの。
そして、ものすごい業績…もうかると競争が激しくなるし、withコロナとなるなかで、大波が来ていた状況が変わっていくと思う。それをどう航海していくか、今後に注目。でもこういった「商売人系の経営者」、Wifiからのピボットといい、とても強いことが多い。
そのような自信を勝ち取ることができたきっかけこそ、ここで語られている原体験なのだろうと思います。自分の歩んできた過去がそのように言い切れるものかどうか、改めて解釈し直したいなと思わされました。
先日会食に呼ばれて、参加者全員PCR検査を受けさせられたのですが、にしたんクリニックのPCR検査でした。出してすぐに検査結果が出て早くて驚いた。
ピポットの天才という印象でしたが、過去を掘り下げているこの対談記事も面白いですね。
ある種、破天荒とも捉えられる西村さんのパワーの源泉が見えた気がします。