「EV充電器」マンション導入への高すぎるハードル

東洋経済オンライン
都内に住む50代の自営業の男性は昨年、雑誌で一目ぼれしたEV(電気自動車)を購入した。しかし、実際に使ってみると、ガソリン車に比べて煩わしいと思う点がある。充電の問題だ。男性が住むマンションにはEV用の充…
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まさに、知り合いがEVを購入したものの充電設備がないので近くのディーラーに頻繁に充電しに行く必要があるとこぼしています。

初期投資もそうですし、維持管理費もかかります。さらに、マンション内で所有する人が少ないと無駄な設備投資になってしまうし、多いと取り合いになってそれもトラブルの元になりかねません。実際、高速道路のSAでは充電待ちの行列ができてしまう場合もあります。

解決策の一つは海外のように高電圧の急速充電設備を増やすことでしょう。ただし、こちらは法律や安全性の問題が立ちはだかります。バイクくらい小さいものであれば事前充電しておいたバッテリーとスタンドで交換も可能ですが車の場合数100kgのバッテリーがあるのでそれも困難。あとは、走りながら無線給電できる設備を整えるというアイデアもあります。

ちなみに、車の全面に太陽電池を貼り付けても大した助けにならないことは以前計算して確かめました。

太陽光で走り続けるEV実現へ、高効率な車載パネルをシャープら製作
https://newspicks.com/news/5045449
EVは都会よりも田舎に向いています。
ガソリンスタンドの数がピークの6万店から3万店に半減しているので、ガソリンスタンドに行くよりも自宅で、それも深夜電力で充電した方が圧倒的に便利だし、EVに充電した電気を自宅用に使えば電気代そのものが大きく下がる。

都会のマンション、特に千世帯とかあるタワマンの駐車スペース全てに充電器を取り付けるのは不可能です。その場合は街の急速充電器を使うことになりますが、一般的には5分の充電で走れる距離は40kmです。遠出をするなら30分ぐらいの充電が必要。これは確かに面倒くさい。

ただし、充電時間が半分ぐらいになれば世界は変わると思います。
「うちの家には充電器がないからEV買えない」というのは「家にガソリンスタンドがないからガソリン車が買えない」というのと同じですから。
ガソリンと違いスタンド活用ではなくスマホの用に夜間に充電。これが理想ですがマンション所有者に占めるEV比率が低い事が修繕積立金活用の合意の壁になってるんですね。
アメリカは2019年時点で6万8000器、日本は2021年時に1万8000器。イギリスは4万2000器。世界と比較しても日本の充電器の数は遅れを取っているように感じます。見るデータによって充電器の数に若干のばらつきがあるので、各国数は前後しますが、順位が入れ替わることはありません。
まだまだ、ストレスフリーにBEVを愉しむことには課題があるなぁ、と感じます。
・参考資料
アメリカ:https://www.energy.gov/eere/vehicles/articles/fotw-1089-july-8-2019-there-are-more-68800-electric-vehicle-charging-units
日本:https://asia.nikkei.com/Spotlight/Datawatch/Japan-trails-Norway-and-France-in-EV-charging-stations-per-capita
イギリス:https://www.edfenergy.com/electric-cars/charging-points#:~:text=There%20are%20now%20more%20than,points%20added%20in%202019%20alone
これは確かに大きな問題ですね〜。

そもそも充電ステーションの数がすくないし、急速充電でも30分もかかる。

EVは夜間などに自宅で充電するというスタイルを想定するしかありません。

マンション住まいで充電設備がないと、車を持っている人たちにとっては本当に困ります。

もっとも、地方都市だと持ち家に住んでいる人が多いし車を使用する頻度が都会より格段に多い。

地方からEVが普及していくことになるかもしれませんね。
ワタシはちょっと無理かな、家に充電器ないと 急速でも時間かかるので

コロナ前にハワイ大にいたときは、お借りした家に屋根ソーラー+充電器があったので、家とセットで借りたリーフをオーバーナイト充電できて普段は問題なかったですねぇ
最終的にユアスタンドの紹介なんですけど、
ビジネス的に辛いだろうなぁ、とは思います。

充電って電気代以上のカネを取りにくいので。
充電コストが高いと、EVのメリットが薄れるのよね。
EVを購入したけど充電が、というような人がいてくれるから、EVって売れるんですね。充電問題が解決しなけりゃ買わないけどなぁ・・。
都内の新築マンションにEV普通充電器が設置され始めた。

今ちょうど、EV普通充電器の設置は、インターネットのブロードバンドの普及前夜みたいな状況。

マンション大手管理会社のうち4社の動きが素早い。

これら大手は、記事中の「ユアスタンド」と組んで、後付けでEV普通充電器の取り付けを開始。事実、ユアスタンドの昨年売上の半数は、大手デベロッパーの手掛けたマンションとなっている。

インターネットのブロードバンドのマンション導入も、当たり前になるまでは相当な時間が掛かった。(当時、「ブロードバンドなんて使う訳ない!」って大勢の方々が言ってましたよ)

EV普通充電器を導入する意味がサッパリ解らない人は、今後もしばらく大多数だろう。
マンションにEV充電器を導入するには、管理組合の総会で住民の合意を取り付ける必要があるとのこと。
確かに電気自動車を持たない住人からしたら必要の無い出費と見る人も多いかもしれないですね。これからEV自動車への転換が進む中、これがどう変わってくるか気になります。
現在の社長は和田英将 ウィキペディア
時価総額
504 億円

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