コミュニケーション格差を生み出す テレワーク下の2つの「距離」
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テレワークにおける、コミュニケーションの量と質低下の問題に対する解決方法
量に関して▶︎ グループチャットなど社内SNSで気軽に相談が投げられる環境作り。上司部下の間での定期的な1対1のミーティングをセットする。
質に関して▶︎ オンライン会議において、慎重なメンバーでも意見を出しやすい雰囲気をつくる(事前にアジェンダを伝える、チェックインの時間を設けるなど)。
大人数の会議にはチャットを併用する。
ニューノーマルな時代に合わせて企業や組織のあり方も迅速に変わっていく必要がありそうです。ここは本当に悩ましいですよね。チームを管理する側は、リアルのコミュニケーションをある程度きちんと保ちたいと考えるのですが、ここまでリモートが定着すると、「いまさらリアルに戻したら労働強化になる」という反発の声もでがちです。
実際、みんながテレビ会議を使いこなせるようになったことで、業務はかなり効率化した側面があります。しかし一方で、その分、通勤時間や会議室への移動時間などがまた復活すると、それまで通りの仕事量が確保できなくなるといった問題が発生します。みんな心理的な距離が課題だと思いつつ、やっぱりリモートを希望するのは、とてもよくわかります。
ではどうするか。対面で話す機会はあらかじめ決めて最小限確保しつつ、それ以上にリモートでコミュニケーションを高めていく力をつけていくしか、解決方法はないのかもしれないと最近、思っています。前職もリモートワークが推奨されていたので、かれこれ5年以上テレワークで働いています。
コロナになってより一層、リモートで働くことが増え、社内・社外のコミュニケーションにおいて不便さを感じました。特にリモートの状態で部署異動をしたのですが、今困ってることに対して誰にアドバイスを仰ぐのか、またどういうコミュニケーションをとったらいいのかがわからず、最初のオンボーディングに時間がかかったように感じています。
気軽に話せる環境ではないからこそ、コミュニケーションの量を意識して意図的にそういう場をつくるのが必要だなと思います。