[9日 ロイター] - 自動車レースF1のレッドブルは9日、新シーズンに向けたマシンRB18の発表会を行い、昨季の個人総合優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン(オランダ)が出席した。

チームメイトのセルヒオ・ペレス(メキシコ)と発表会に参加したフェルスタッペンは、マシンについて未知の部分が多いとしつつも、「サーキットでマシンがどんな挙動を示すのか、とても気になる。ピットレーンを出て、最初の数周を走る瞬間が本当に楽しみだ」と述べた。

新シーズンのF1は、レギュレーションの抜本的な見直しの一環として、より接近戦が展開されることを目的にして新たな空力形状と18インチの大型ホイールが採用される予定だ。

すでにシミュレーターでのテストを行ったフェルスタッペンは「実は、一番大きな違いは大きなタイヤを装着したコックピットからの景色だ」として、「タイトなコーナーでエイペックス(コーナーの内側)につけるのが少し難しくなった」と話した。

昨季までパワーユニットを提供していたホンダの撤退により、新シーズンのマシンにホンダのステッカーは貼られないが、ホンダ・レーシング・カンパニーを意味するHRCのロゴが小さくあしらわれる。