2022/2/13

【トレンド】ペットフードにも「D2C」の波が来た

ペットの「家族化」が進む中、食事のあり方も変わっている。
ペットフードはこれまで、消費期限を延ばすために乾燥させたドライフードが主流だった。ところが近年、より新鮮なフレッシュフードが注目されている。
特にアメリカではフレッシュペットフード市場が拡大しており、これから日本でもさらなる普及が予想される。
そうしたチャンスを掴もうとしているのが、PETOKOTOだ。
メディアから事業をスタートさせたPETOKOTOは、2020年からフードを手がけ始め、ペットフードのD2Cブランドとして地位を確立しようとしている。
今、ペットフードはどう変わりつつあるのか。大久保泰介社長に語ってもらった。
INDEX
  • 「ペットは苦手」だったけど…
  • メディア→Eコマース
  • 大手が「消極的」な理由
  • 飼い主の「自己満足」では?
  • 日本市場も「絶対にくる」

「ペットは苦手」だったけど…

──ユニクロやグリーなど、ペットビジネスとは異なるキャリアの中、なぜ起業したのですか。
大学生の頃は、まさか自分が起業するとは全く思っていませんでした。ここまでの経緯は偶然でしかありません。