サブスクの請求やKPI可視化を自動で実施、「Scalebase」運営が12.5億円を調達
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注目のコメント
サブスクは成功例も出てきており、勝ちパターンが一般化されてきているものの、まだまだどこが変数かわからず成長させられていないブランドも多いかと思います。やりたいけどできないという状況に対して、参入のハードルを下げながらグロースに目を向けられるツールがあるととてもありがたいですね。
サブスクはあくまで良質な体験のため、バックオフィスに近い業務はサクッとSaaSなどを使って効率化できるとありがたく、市場に求められるサービスかと思います!
弊社もクライアントにサブスク展開企業が多いので、資料請求してみました笑伊藤さん、ならびにScalebaseの皆様、大型調達おめでとうございます!
一口にサブスクといっても、いわゆるプラン型(松竹梅の3つの金額から選ぶ形式)だけでなく、最近では従量課金型のサービスも増えてきたり、月額・3ヶ月契約・年契約といった契約期間の違い、基本プラン+オプション付提供などなど、商材・売り方の幅に合わせて課金体系も変わるものです。
事業としてやりたくても、課金周りは一番慎重にやらないといけない開発なので、どうしても機動的に動けないケースはままあるかと思います。そのあたりを引き取ってやってくれる気の利いたサービスは確かにあまり見たことがないので、まさにサブスク全盛期、ゴールドラッシュを支えるツルハシとしてのポジションになることを期待しております。
KPIマネジメントについても、マーケット・機関投資家も含めてグローバルに知見がどんどん高まってきているかと思います。40%ルールのようなシンプルな指標だけでは機関投資家とも渡り合えない熟成フェーズに差し掛かっているかと思いますので、そういったナレッジが集約する場になっていくことも、個人的に期待させていただきたいです。
他方、事業進捗を見える化するKPI体系は事業ごとにかわるものですし、一定以上の定型化も難しいかと思います。どういったビジネスまでカバーできるようになるのかは、ぜひ今後も注力していきたいと思います。元同僚の多くいる会社なので応援コメント。
Zuoraというのはアメリカのサービスで、確か2014年ぐらいからある定期購読機能を作るのを簡単にするサービスです。
自社で定期購読型のサービスを作るときに、クレジットカードのユーザーとAppleのユーザーとAndroidのユーザーとetc.に対応するのはエンジニアのドメイン知識習得から始めると数ヶ月では終わらないぐらい時間がかかります。(日本だとドコモとAUとソフトバンクなどもあります)
キャンペーンで1ヶ月無料と2ヶ月無料をABテストしたいみたいなビジネス要件があった日には、「ちょっと数ヶ月待ってもらえますか?」と言わざるを得ません。
しかもこんなことを今時のSaaSの会社はどこでもやってると思うと、Zuoraにそのあたりを全部丸投げできるのは嬉しいです。
ScalebaseはそんなZuoraのクローンから始まりましたが、初期に伊藤CEOが「突き詰めていけば新聞も保険もサブスクリプションだから」と言っており、もっともっと大きい目標を見てるんだなと思ったことがあります。
今回の調達によって、さらにScalebaseを強化するツールを開発するそうで、楽しみです。
> 今夏にもプロダクト化を予定している可視化ツールは、請求書データやクレジットカード決済データなどをアップロードすることによって、MRRやチャーンレートを類推して表示できるようなダッシュボードだ。