新生銀、経営陣刷新を承認 SBI主導、株主総会
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SBIによる新生銀行の買収は「買収方法」にも注目すべき。
なぜなら、公開買付制度(TOB)の問題を再考する契機となったため。
早稲田大学ビジネススクールの鈴木一功教授が指摘しているように、
https://maonline.jp/articles/suzukiprf_sbi20221023
「部分買付」は、たとえ買収者が支配権を取得し、企業価値が向上しないと思う株主であったとしても、TOBが終了すれば、TOB公表前の株価に戻るため、やむを得ずTOB価格で売却してしまい、買収者が支配権を取得し、企業価値が向上すると思う株主は、TOB価格で売却しないという「強圧性」の問題がある。
以前にも触れたが、日本のTOB制度も見直す時期にきていると思われる。