経常収支、赤字に転落 21年12月、原油高響く
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政府が巨額の赤字と借金を抱える日本が安定していられるのは、政府の赤字以上に民間が節約して日本全体が黒字、つまり経常収支が黒字を保っているからです。これが恒常的に赤字になると、日本の経済構造も過去の破綻国と同じパターンに入ります。基軸通貨を持つ米国のように赤字分だけ諸国が国債を買って支えてくれれば良いですが、それが期待し難い我が国で経常収支が恒常的に赤字になったら大変です。
2013年の暮れから2014年初にかけ、原油価格が100ドルを超えて経常収支が赤字になってちょっとした騒ぎになったことがありました。米国でシェールオイルの生産が始まって原油価格が急速に下がり始めて事なきを得ましたが、バイデン政権がシェールオイルの生産を抑えて米国にシェアを奪われるリスクがないだけに、OPEC+は原産の継続に強気です。単月の経常収支に一喜一憂する必要はないですが、原油価格の下落が期待できないだけに心配ではありますね・・・ 動きから目が離せません (@@。財務省が8日に発表した2021年の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は、前年比2.8%減の15兆4359億円とのことです。
詳しくはこちらをどうぞ。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/balance_of_payments/preliminary/pg2021cy.htm