著作権データベース一元化 文化庁「メタバース」に照準
コメント
注目のコメント
Web3を見据えるなら分散型台帳にデータをまとめるのか、文化庁がデータベースを一元管理するWeb2.0のようなやり方になるのかが気になるところです。
分散型台帳にデータをまとめるにしても無作為に偽物含めて載ってしまうのか、一定の公的機関が認証したデジタルコンテンツが載るのかで大きく違いますが、公的機関の認証はWeb3の時代にも大きな役割になってくるだろうと思います。Web 3の議論は、ここにつながる。
日本は特に、制作委員会方式とか、IPを利用するための仕組みがとても複雑(ここらへんの説明は、中山さんの「推しエコノミー」が全貌が分かりやすい)。
推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来
https://amzn.to/3LcYl5X
二次利用は、正式なモノからパロディ的なモノまで、可能性が多い。だからこそ、それを適切に利用でき、補足できる形にして、権利保有者が報われるようになることは、とても重要だと思っている。
そのための仕組みとしてのWeb 3などは好きだが、世の中に大量の創作物がでるなかで、残るのはわずかという現実がある。だからこそ先行的に投機的なマーケットにはなってほしくない(下記で書いた点)。
https://newspicks.com/news/6662238分野横断の一元的な窓口を創設し、権利情報データベースも構築する。権利者不明などの場合に、新しい処理の仕組みを構築するものです。
制度論に偏重してきた著作権行政が、大きな施策アクションに移る転換でもあります。要注目。
ぼくも議論に参加し、ブログにまとめました。
「DX時代に対応した著作権政策」
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2022/01/dx.html