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中国の低出生率、経済発展の障害には必ずしもならず

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    東京大学 総合文化研究科 教授

    少子高齢化に関する、中国社会の問題点は低出生率にあるというよりも、高齢者が労働を忌避する規範にあります。

    日本では60代以降の就労が活発ですが、台湾・香港を含め中華文化圏では老親の就労は息子のメンツをつぶすものと考えられており、高齢者自身も就労に積極的ではありません。ボランティアや孫の面倒は見るのですが、経済的には年金か子どもに頼ります(農村部は基本的に年金制度が未整備です)。老後を自力で乗り切るという選択肢が想定されていないのです。

    現在は孫1人に4人のじじばばがいて、子どもに対し充分なケアができていますが、これがひっくり返って、1人の孫が4人の介護を担うようになる時代があと10~20年でやってきます。これをどう乗り切るかは、日本社会も経験しない中国独自の課題です。(詳しくは瀬地山編著『ジェンダーとセクシュアリティで見る東アジア』勁草書房、をご参照ください)


  • 日本企業(中国)研究院 執行院長

    1949年の中国人口は4億人で今はほぼ14億です。やはり人口が多すぎと感じます。
    適正人口はどのぐらいか、専門家ではないのでわかりませんが、ほぼ同じ国土面積の国ではアメリカの場合3億人、ロシアの国土面積はより大きいが、人口は1.4億人しかないです。大胆に言えば、中国の国土面積から考えてせいぜい4億人ぐらいでもっとも生活しやすいのではないでしょうか。
    問題は高齢者の比率です。高齢者も経済成長に貢献できる、たとえば財の生産者として活躍するとなると、比率が高くても構いません。経済成長は維持できます。
    高齢者をどのような位置づけをするか、よくわかりませんが、その政策を作るべきです。
    豊かな社会を作り、みんな元気で生きる、そのような社会を作るためにはそれ適合する人口も必要です。
    かならずしも多いことがいい、わるいとは限りません。


  • 米国で州ごとに経済成長の濃淡がある以上に、中国は省ごと地域ごとに濃淡大きいですから。「中国の経済発展」と言われてもあまりピンと来ないのが率直なところ。今や、北京はおろか、上海でさえも中国経済発展の中心ではなくなりつつあるんと違うか?
    人口以前に、経済発展のエンジンがどんどん変わっていってるダイナミズムは中国にはあるだろう。人口が増えなくても、今まで地方のど田舎で何もなかったところにインフラが通って、一挙に大都市が出来上がるくらいのポテンシャルはまだまだ十分に残されている。中国に関しては人口が増えるかどうかは経済発展にとって些細なことのようにも思う。


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