100均・ダイソーが「在庫を増やせ」「うちはつぶれる」で成長できた理由
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在庫は、「罪庫」にも「財庫」にもなりうる。
モノの特性(どれくらい持つのか、スペースが必要なのか、時間と価格の関係)、業態特性(仕入れ値、業態としてどこで付加価値を出すかに基づいた粗利率)、リスクコスト(過少になったとき、過剰になったときのインパクト)によって変わりうる。
そこをしっかり考えられて在庫に言及している企業・経営者は、強いことが多いのが経験則。なぜなら自社の商売の原則をしっかり理解したうえで、業務プロセスを設計していることが多いから。ただ、在庫を多く抱える事が正義ではない事は明らかですよね。
ダイソーは他社の参入を防ぐ事を優先した戦術、オーヤマは余力を残して柔軟に対応するための戦術。
戦術の前には必ず戦略があるので、そこから描かなければ成功しません。
やはり抱えた在庫が売れなければ、金銭的なロスが大きい事実には変わりないわけだし、環境問題においても然りです。