高梨沙羅【一問一答】「私の頑張りは足りなかったんだと思います」
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4位は残念かもしれませんが、近年の低迷や今回の4位が高梨沙羅さんが勝って勝って勝ちまくって女王の名を欲しいままにしていた隆盛期からスランプに陥ったわけではないと思うんですね。
高梨さんの黄金期はまだまだ女子ジャンプの黎明期で、あまりに強かった彼女の独走を止めるべく、近年の女子ジャンプ界は凄まじく進化しており、表彰台に上がった選手はみんな男子並み。
ただ、高梨さんのジャンプそのものはけっして悪くなく、むしろ調子も良さそうなので、何が起こるかわからないラージヒルで自分のジャンプに集中できるといいなあと願っています。「頑張っても結果を残せなかったら意味がないので。私の頑張りは足りなかったんだと思います」
他責ではなく自責。世の中的には頑張れとか自責を言えない世の中だとは思いますが、自己責任に落とし込んでいかないと生き残れないのが競争です。それをよく表しているいい言葉。「頑張っても結果を残せなかったら意味がないので。私の頑張りは足りなかったんだと思います」
自責思考がすごい。
スキージャンプは高梨沙羅選手のように強すぎる人が出てくるとルールを変更するイメージで、そうしたものに負けた理由を求めたくもなりそうですが、それをインタビューでは出さず、向き合っているのは選手の鑑ですね。
けれど、プライベートではそういうのも吐き出せる仲間がいるといいな、と何故か親のような気持ちになります(笑)