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米軍の特殊作戦部隊、「イスラム国」指導者をシリア北西部で殺害…バイデン大統領発表

読売新聞
【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は3日、米軍の特殊作戦部隊がシリア北西部でイスラム過激派組織「イスラム国」の指導者を殺害したと発表した。バイデン氏は声明で「米軍は米国民と同盟国を守り、世界をより安全にするた
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ビンラディン氏殺害の時と同様に、越境でのアメリカ軍特殊部隊の作戦と思われます。あの時は部隊から送信される映像を、オバマ大統領ら政権幹部がホワイトハウスのシチュエーションルームでリアルタイムに見ていました。しかし、最後の場面でなぜか通信が遮断され、大統領は実行をリアルに確認しないまま発表しました。

今回はシリア領内。他国での軍事行動で、事前の通報や、作戦実行時の動きがどうだったかに関心があります。民間人の犠牲について、アメリカはどう説明するのか…検証が要りますが、反米勢力の憎悪の象徴にされるリスクも承知の上での作戦だと思います。
「アブー・イブラーヒーム・ハーシミ・アル=クライシー」はカリフとしての名前で、以前は「アブドゥッラー・カルダーシュ」と呼ばれていました。本名は、「アミール・アル=マウラー」ではないかといわれています。
 イラク人で、サッダーム・フサイン政権崩壊後、アル=カーイダに加入。イスラーム国の初代カリフ「アブーバクル・アル=バグダーディー」と共にアル=カーイダを割ってイスラーム国を創立するのに、中心的な役割を果たしました。その後のイラク侵攻でも主要な役割を果たし、イスラーム国の2代目カリフに就任していました。
 殺害作戦が行われたのは、シリアのイドリブ県西部の町、アートマです。トルコ国境に面した町で、現在はシリアに進駐しているトルコ軍の占領下にあります。トルコ軍の基地もあります(現場から200m)。この町にはシリア難民の大規模なキャンプがあり、国境なき医師団などの活動拠点でもあります。
 本当にこの町にいたなら、初代のアブーバクル・アル=バグダーディーもそうでしたが、トルコ軍の保護下にあったことは確実です。
 バイデン大統領の発表は、詳細をともなわないものです。確実に起きたといえることは、
・アートマの近くで昨夜米軍のヘリコプター1機が墜落したこと
・アートマにある2階建ての家で、昨夜十数人が殺害されたこと(おそらく女性6人と子供4人を含む)。
 米軍の特殊作戦であることは間違いないですが、結果は不明です。

(追記)自爆したのは、本人ではなく、女性、おそらく妻です。本人は銃撃戦で死亡しています。
イスラム国第二代カリフ、アブ・イブラヒム・アル・クラシがアメリカ特殊部隊によって殺害された現場であるAtmeの街は、シリアのイドリブ県、トルコ国境にあります。

この地域は2018年以降緊張緩和地帯としてトルコ軍の保障占領下にあり、オリーブ難民キャンプの名で知られる大規模な難民キャンプが存在します。
トルコ軍の占領下にありますが、行政などの街の実質的な支配権はアルカイダ系のハヤット・タハリール・アル・シャーム(HTS シャーム解放機構)が握っています。

このように実質的にトルコと言える場所なのですが、殺害の現場となった建物は、HTSの監視ポストから僅かに150メートル、トルコ軍の基地からも1キロも離れていない場所で、すぐ近くには警察署もあります。
そこに何事もなくイスラム国のカリフが潜伏していたとは考え難いことです。

恐らくアメリカとトルコの間に何かの密約が取り交わされた結果だということは容易に想像がつきますが、その内容が何であるかは、誰にも分かりません。
真偽はわかりませんが、ロシアとの対立が深まる中、米国民の求心力を高めるには絶好の材料です。

外敵をつくりそれを破壊することは、国内の結束を高める常套手段。

ただ、マジで米ロが直接対決することはないと思います。

直接対決しないための布石だと(個人的には)考えています。
ハシミ氏の殺害。トランプ元大統領も行動派でしたが、バイデン大統領も外交にかなり力を入れるタイプ。米中情勢も、バイデン氏の当選時はもしかしたら中国とアメリカの関係が良好になってしまうのでは、、との報道はありましたが、善は善、悪は悪のようにその辺りは分別して考えているように見受けられます。

暴動が起きなければいいのですが。
アメリカの各種世論調査では、「テロとの戦い」は依然、多くの人が「最優先事項」ととらえています。しかしトランプ政権下の2019年、IS「前任」指導者のバグダディ容疑者が同じく米軍の作戦で殺害された際、トランプ氏の支持率にはほとんど影響がありませんでした。アメリカ人の多くにとって、ISはもはや遠い存在(起こりうるテロの脅威とは直接つながらない問題)になっているのかもしれません。
演説で「テロとの戦いの大きな成果」を強調したバイデン大統領ですが、コロナ対策やインフレなど目の前の生活課題が山積している中、国民の心にどのくらい響いたでしょうか。
イスラム国の指導者がシリアにいたのにはびっくりしました。
安全だと思っていたのでしょうね。
アメリカ軍が本気になったら、世界中どこにいても見つけられてしまうと思います。
しかし、アブイブラヒム・ハシミ・クラシ指導者を殺害しても次の指導者が出てくるだけで、終わりではないと思います。
アメリカへの憎しみが更に強くなっただけで、憎しみの連鎖は止まりません。
バイデンはテロとの戦いを終わらせたのかも知れませんが、テロとの戦いで生じた政治的構図やテロネットワークは残ったままです。
自爆で死亡したということは、米軍側は何も手を下さなかったのか、容疑者は米軍が取り囲んでいることを知っていたのか、ニュースを呼んでも不透明な部分が数点あり、裏に何かが隠れているのかな、と勘繰ってしまいます。
話されては困るので殺害