2022/2/4

【徹底分析】「SaaSバブル」は終わったのか?

企業データが使えるノート 運営 代表取締役
コロナ禍でのデジタルシフト、リモートワーク推進が追い風になっている「SaaS(Software as a Service=サービスとしてのソフトウェア)」系企業の株価が大きく下落している。
クラウド型会計ソフトのfreee(フリー)、グループウェア国内最大手のサイボウズ、名刺管理ソフトのSansanなど、国内SaaS大手の株価は、2021年の最高値から半分以下の水準に落ち込んでいる。
SaaS企業への評価にどういった変化が起きているのだろうか。そして、ここ数年盛り上がっている「SaaSバブル」とも言える状況が終わってしまうのか。
ユーザベースグループのベンチャー・キャピタルであるUB Venturesの早船明夫チーフアナリストが解説する。
INDEX
  • ① 株下落も「成長目標は続く」
  • ② 市場の評価は「二極化」へ
  • ③ 成長モデルが製品主導に
  • ④ 拡大する「現場・業界特化型」
  • ⑤ AI企業のSaaSシフト

① 株下落も「成長目標は続く」