学生に人気の企業ランキング 10年間トップ10入りしている企業は?
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学生はどうしても「将来」ではなく「現状」に対する評価で企業を選びがちです。「靴磨きの少年が株の話をしているのを聞いたらそこが天井だ」というのは投資家の格言になっていますが、長い人生の最初の一歩にすぎないので、“靴磨きの少年”(最後の最後に知る人間)にならないよう、将来目線を忘れないでいたいものです。
ある程度評価が確定し、それが社内制度や報酬体系に反映されるようになり、B2C向けに広告・広報活動できるだけの体力があり、大量に採用するから入社できる確率もそれなりに高い、という状態になって初めてこういうランキングに顔を出すことになる。少し意地悪に見ると、ピークアウトを示唆する逆指標のような。
同様の指標に、元マッキンゼーたちの転職先がある気がしている。自分が在籍していた期間でいうと、IB/PE人気があり、ソシャゲ・ネット系人気があり、GAFA人気があった。明らかにピークアウトしている分野・企業もあるし、そうでもないところもあるが、流行りは確実にある。
自分は結局人の縁で中国系製造業という、必ずしも人気とは呼べないところに飛び込んだが、それが正しかったかは今でも分からない。むしろ自分で正しかったと思うため、正解にするために日々奮闘している感覚。